あなたの会話はキャッチボール?それとも・・・

人と会話をしていると、話のはずむ相手とそうでない相手がいるということに気づくことはありませんか?A子さんとはいつも楽しく時間が経つのも忘れておしゃべりができるのに、B子さんとは途中でつまったり沈黙があったり。さて、その差はどこからくるのでしょうか?

疲労感をおぼえる会話とは

ここで少し私の経験をお話します。私の子どもが生後6か月くらいの時のこと。私より1か月ほど後で出産をした友人C子さんの家に、子どもを連れて遊びに行くことになりました。当時は携帯電話やネットはありませんから、事前に電話で約束をして出かけるのが当たり前でした。

私:「その日は何時ごろおじゃますればいい?」
C子さん:「何時でも。」
私:「お昼ご飯はどうする?」
C子さん:「うちで食べれば。」
私:「色々とたいへんじゃない?」
C子さん:「たいへんじゃないよ。」
私:「お宅へはどうやっていけばいいの?」
C子さん:「○○線」
私:「○○線の、何駅?」
C子さん:「××駅」
私:「改札はいくつあるの?」
C子さん:「ひとつしかないよ」
私:「改札出たらどうしたら良いの?」
C子さん:「迎えにいくよ。」

・・・と、このような会話が続いたのでした。文字で見るとずいぶんそっけない会話に見えますが、C子さんはポワンとした人柄だったので、決してつっけんどんな言い方ではなく、声の調子はソフトで明るかったのです。
けれど、私はこの会話にとても疲労感をおぼえたのでした。

会話にはおまけも必要

 

なぜ私は疲れてしまったのでしょうか。それは・・・C子さんは私からの質問に答えるだけの一方通行のパターンの会話だったから。C子さん側から何かが返ってくるとか、話の内容に肉付けがされたり、おまけがついてくる、ということがなかったから。
たとえば、「私は何時でもかまわないけれど、あなたは?」とか、家の場所を説明するのであっても、「○○線には乗ったことある?」とか「あなたは何線から乗り換えて来るの?」とか。

中にはドッジボールのような人も

C子さんとの会話はたしかに一方通行で疲れはしたのですが、決して「不快」ではありませんでした。けれど、もしC子さんがぶっきらぼうに「何時でも!」「別に!」と吐き捨てるように言ったとしたら、それはボールを相手にぶつけたら点数が取れる「ドッジボール」のような会話になってしまいます。これでは会話を続ける気にはなれませんし、それどころか、家へ遊びに行くことも躊躇してしまったかもしれません。

会話はキャッチボールのようなもの

キャッチボール

話がはずむというのは、自分と相手とをボールが交互にポーン、ポーンと心地よいリズムで行ったり来たりする、キャッチボールのようなものです。時には速球を投げるのも良いですが、ドッジボールのように「ビシっ」と相手に叩きつけて終わる、ということは避けたいものですね。そして、会話は言語だけではなく、非言語つまり身振りや手振り、声の調子や大きさ、視線や顔の表情、反応するタイミング、なども重要な役割を果たしてくれます。心地よいコミュニケーションは心に安心と平和をもたらせてくれます。時には、自分自身のよくありがちな会話のパターンを、もう一度振り返って見るのも良いかもしれません。

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