そのできごとの結果は誰のせい?

私たちは何か良いできごと、または良くないできごとがあった時に、それを「なにかのせい」にして考えがちです。このように、できごとや行動の原因を「‥‥のせいにする」ことを社会心理学では帰属といいます。帰属には「内的帰属」と「外的帰属」とがあります。

内的帰属とは

失敗たとえば、あなたが何かの試験を受けたとします。 その結果があまり思わしくなかったとき、あなたはそれをどう考えますか? 自分の努力が足りなかったからだ、つまり「自分のせいだ」と考えることを 内的帰属 といいます。 試験の結果が良かったときに、自分が頑張ったからだ、と考えることも内的帰属です。

外的帰属とは

試験の結果が良くなかった時に、問題が難しすぎたからだ、試験会場が寒くて集中できなかったからだなど、「自分ではなく環境のせいだ」と考えることを 外的帰属 といいます。 試験の結果が良かった時に、やさしい問題が多かったからだ、のように考えることも外的帰属です。

誰にでもある帰属のゆがみ

あなたが家の中で椅子の脚につまずいて転びそうになった時に「誰なの?こんなところに椅子を出しておいたのは!」 転びそうになったのはそこに椅子があったからだ、というわけですね。 ところが、他の人がつまずいて転んでしまうと「どこを見て歩いているの?ちゃんと気をつけていないからよ。」 転んだのはその人自身が悪い、というわけです。 このように、同じようなできごとでも、自分については環境のせい(自分は悪くない)、ひとについてはその人自身のせい(その人が悪い)、と考えるのです。 これは、誰にでも身に覚えのあることではないでしょうか。

私の現在は、何のせい?

034何をしてもうまくできない。人と上手に関われない。対人関係がうまくいかない。 自分自身の行動の結果であるのにその責任を他のもの(人)に転嫁することはありませんか? 自分がこうなったのは親のせい(親の育て方が悪かった、家庭環境が悪かった、親からの遺伝だから仕方がない)とか、考えてしまうこともあるでしょう。もちろん、人の性格や考え方というものは、環境に影響されるということは否定できません。ただし、そのままのあなたでいたいのか、自分を変えたいのか、はあなたが選択することです。他人が決めることではありません。 あなたの現在ある姿は誰のせいなのでしょうか。 なんでも人のせい、環境のせい、自分は悪くない、と原因を自分以外に押し付けている人は、自信に満ちている人なのでしょうか。実はそうではなく、自分が傷つくことを極度におそれている人、自己防衛をしている人なのです。外的帰属傾向の人は自分に自信がなく、なんでも人のせいにして自分を守っているのです。

原因ではなく現在に目を向けて

あなたの不安や恐怖、無力感などから起こった結果を、「なにのせい」「誰のせい」と、何かに原因があるように見せかけたとして、そこから何かが生まれてくるでしょうか。その不安を手放し、現状(事実)を認めて受け止め、そのうえで「今」何をすべきか、良い結果につなげるためにはどうすべきか、を考えていきましょう。 自分の人生は自分で切り開いていくもの。原因も結果も、あなたの考え方ひとつで変えることができるのですね。

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