第一印象が大切なわけ バイアスとハロー効果

心理学でいうバイアスとは

バイアスという言葉を聞いて、「バイアステープ」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
布を斜めに裁ったバイアステープを、縁取りなどで使いますね。
バイアスの意味にはこの「ななめ」のほかに「偏り」「偏見」という意味もあります。
心理学ではこちらの「偏見」とか「偏り」の意味を用いて「認知バイアス」などと言います。
つまり、認知の偏り。
物事の考え方、捉え方が他の認知の影響を受けて偏ってしまうことです。
それは「色メガネ」ともよばれます。

色メガネ
私たちは経験上の知識や一般的な考え方、常識などとよばれるもの、直感や先入観などによって物事を判断するのですが、その判断結果にはバイアス(偏り)が含まれることが多いのですね。

内集団バイアス

身内や、自分の所属している集団の人に対して「ひいき」の感情を抱くこと。
○○県出身や○○大学出身、など、自分側と思われる人に好印象を感じるというのはよくあります。
スポーツ観戦の応援にもそれがあらわれる経験をした人も多いのではないでしょうか。

確証バイアス

自分の先入観に基づいて人を観察し、自分に都合の良い情報だけに目を向けて評価し、自分の先入観 が正しいと確証を得るように物事を捉えること。
たとえば、あるグループに一人だけ男性が混じっていたとして、彼を含めて全員が多様な行動をとっていたにもかかわらず、その男性に対してだけ、自分の抱いている「男性はこれこれこういうもの」に合致する行動のみに注目して「やっぱり男性ってこれこれこういうものだわ。」という結論にもっていくのです。
これもよくありがちですね。

ハロー効果とは

ハロー効果2

私たちがモノや人を評価する時に、上記のようにある特徴的な一面に影響されてしまうことはよくありますが、その他の側面に対しても同じように評価してしまうことを「ハロー効果」と(光背効果、後光効果とも)いいます。これは認知バイアスのひとつです。
ハローとは、「後光が差す」という時の後光、光背、光輪のことで、内集団バイアスとも関連がある事象です。

ポジティブハロー効果

優秀なひとは何でも優秀であろうと判断してしまうこと。
有名大学を卒業している、つまり「学業が」優秀な人を、「人格も含めてすべて」優秀だろうと判断してしまうことはありがちなことです。
「実は○○ができません」と言われると必要以上に驚かれたりして、ご本人にしてみたらいい迷惑かもしれません。

また、面接などでハキハキと受け答えができる人は、「仕事もテキパキできるのだろう」と評価される傾向にあります。

ネガティブハロー効果

ネガティブ

何かが劣っている人に対して、その他の何もかもを「劣っているだろう」と判断してしまうこと。ポ ジティブハロー効果とは逆のことです。
たとえば、成績の良くない生徒が遅刻をすると「やっぱり素行に問題がある」と評価をくだしてしまったり、営業成績の良くない社員に対して仕事に関係のないことまで引っ張り出して低く評価してしまうのです。

人事に関わる人はこのようなハロー効果によって、ひとつの行動に対して全体の評価をしないように注意しなければなりません。先入観や思い込みは白紙にして、公正な目で判断するようにしましょう。

また、人は初対面の人に対してこのような判断をしがちですので、「第一印象が大切」と言われることに納得がいきますね。
第一印象がよければ、その他のことについても好感を抱いてもらえ、受け入れてもらえる、ということなのです。

 

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