メンタル不調は子どもの頃のいじめが原因

30年ほど前までは、うつ病などの精神疾患は特別な病気という扱いがあり、精神科を受診することにとても抵抗を感じたり、家族が精神科を受診しているということは秘密にしていることが多かったように感じます。

現在はもう少しオープンになり、メンタルクリニックの敷居もずいぶんフラットになりつつありますね。

うつ病 双極性障害 気分変調性障害 など、
  気持ちが落ち込む 絶望感 引きこもる 興味の喪失 倦怠感 食欲不振または過食

といった症状の病気が、多くの人を苦しめています。

最近になって、これらの病気の原因として、幼少期(10代のころ)のいじめが後々の人生にも影響を与えているという調査結果が、日本医療・健康情報研究所の研究で明らかになったそうです。

逆に、いじめを受けた経験のない大人のうつ病の発症率は、とても低いようです。

いじめを受けると自己評価が低くなる

暗い空

いじめを受けた子どもは、いじめの原因を自分自身にあると考えがちになります。
自分が悪いからいじめられるんだ・・・決してそうではないのに、そう思い込んで自己嫌悪になります。

その結果、自己評価が低くなり、自分はダメな人間 価値のない人間 と思い込み、自尊心がなくなり何事にも自信がもてず、大人となり社会人となっても社会に適応できず、対人関係もうまくいかずにひきこもってしまったり、仕事に行くことがつらく苦痛になってしまうのです。

子どもの世界のいじめを減らすことが、大人のうつ病を減らせる可能性があるということですが、うつ病を減らすためだけではなく、やはり「いじめ」は何とかしてなくさなければなりません。

いじめられた側のケアはもちろん大切です。

しかし、なぜ、「いじめる」子があとを絶たないのでしょうか?
友だちをいじめている子の心の中には何が起こっているのでしょうか?
そこをわかってあげないと、いじめる側の子どもの心は灰色のまま大人になります。

いじめる子、いじめられる子、双方の心のケアが大切

けんか

いじめる子といじめられる子が出来上がる前に、こころの教育がとても重要です。

子ども同士がお互いをひとりの人として尊重する。
そういう意識を育てるためには、教師や親の態度がカギを握っているのではないでしょうか。

親や教師が、子どもをひとりの人として尊重して扱っていない

  子どもは大人より低い存在
  子どもは大人に従うべき
  大人のいうことを聞かない子どもは悪い子ども

そういう意識を変えることです。

大人と子どもがお互いから学ぶ

おとなと子ども大人が子どもに教える一方通行ではなく、お互いに教え合い、学び合う、という姿勢。

大人が子どもとの関わり方を改めることによって子ども同士の関わり方が変わります。

大人から「一人前」に扱ってもらえた子どもたちは、自分に価値を見いだすことができます。その結果として自尊感情が高まります。
その子どもたちが大人になった時、自分が扱ってもらえたように、相手をひとりの人として尊重できる姿勢ができます。いじめた子は誰なのか、という犯人捜しをする前に、まずは大人から変わることではないでしょうか。

野生動物の世界にも、いじめはあります。

けれど、人間は野生動物と違い、哲学や宗教という、抽象的で目に見えない「概念」をもっています。
いじめというものも概念のひとつです。その「いじめをなくす」ということは難しいことかもしれません。

いじめの背後には、意地悪な気持ち、相手を蔑む気持ち、そういう濁った心が潜んでいます。

濁った水を澄んだ水に変えていくことはたいへん手間のかかることだというのと同じように、濁った心を清らかな心に変えることもたいへんなことですが、決して不可能なことではないのです。

女性のためのアロマ心理カウンセリングルーム

ヒーリングルーム ローズマリー では女性カウンセラーがあなたの心の整理をおてつだいいたします。
どんなことでもお気軽にご相談ください。
HPはこちら

コメントを残す

このページの先頭へ